電子メールソフトで定番の「Thunderbird」は、メッセージのタブ表示機能や高度な検索機能、好みでインストールできる様々な拡張機能が使えてとても便利です。
ところがThunderbirdを使い続けているうちに受信したメッセージの量が非常に多くなったり、一度に受け取るメッセージが多いと徐々に動作が重くなっていくことがあります。
動作が重くなる原因のひとつとしてあげられるのが、「グローバル検索と索引データベース」 です。これはすべてのアカウントとフォルダを対象とした高速な全文検索を可能にする為に使用されています。
しかし、メールを受信するときに自動的にデータベースに追加していく(インデックス化)ため、メッセージの数が増えていくとともに負荷が高くなり重く感じるようになっていきます。
自動インデックス化を止める方法は「ツール」→「オプション」
「詳細」→「一般」
「グローバル検索と索引データベースを有効にする」 のチェックを外し、Thunderbirdを終了します。
次に
XPは「C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Application Data\Thunderbird\Profiles\********.default\」
Vista・7は「C:\User\<ユーザ名>\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\********.default\」
MacOS Xは「/<HomeDirectory>/Library/Thunderbird/Profiles/********.default/」
それぞれのディレクトリ内の「global-messages-db.sqlite」 を削除します。
これでメッセージの自動インデックス化は行われなくなるので、その分は軽くなるはずです。